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  • 燃料タンクキャップ置き追加


みなさん、セルフスタンドでの給油時
燃料タンクのキャップどうしてます?


▲ヴィッツの燃料給油口。キャップがワイヤーでつながっている。

現行ヴィッツの場合、キャップに紛失防止用ワイヤーがついているので車体から離すことができません。
そのため給油時の置き場に困ります。
下手をすれば、キャップ内側に付着したガソリンがボディーに触れてしまいます。

何かいい手はないかとネットで調べていたら、ちょうど良い物を発見。
キャップを載せる台、その名も「フューエルタンクキャップハンガー」
トヨタの純正部品ですが、ヴィッツ用ではないらしい。
でも加工すればどの車種にも対応するらしいので、手に入れることにしました。


部品の調達
純正部品なので、トヨタ系のディーラーで頼めば取り寄せてくれますが、
時間がかかるので、純正部品の販売を取り扱う部品共販へ頼みます。
部品共販では、主にディーラーや修理工場などの専門業者向けに部品を販売していますが、
一般の人にも売ってくれます。
ただし、その際には、トヨタの部品に割り振られている固有の部品番号を控えて注文しなければなりません。
「77399-28010 フューエルタンクキャップハンガー」

▲部品共販で注文(今回都合により埼玉県外の共販に来ています)

最初、受付窓口に半透明のシャッター(シェルター?)が降りていて
どうやって入ったら良いかわからず固まってました。
徐にその前に立つとシャッターがいきなり上がりビックリ。
どんな自動ドアだよ・・・

窓口のおねいさんに部品番号を告げると、
「在庫を調べるのでお待ちください」と、端末をカチャカチャ。

「他の営業所に在庫があるので、引き渡しは明日の午後以降です」とのこと。
前金らしいので、お金を払って引換券をもらい、営業所を後にします。



加工作業
注文していた部品と取りに行き、装着作業を始めます。

▲ 注文した部品ディーラー経由でも取り寄せできる

この部品はヴィッツ用ではないので、取り付けには簡単な改造が必要です。
まず、車体(給油口のフタ)に接触する部分を平にする必要があるため、
邪魔な突起物を綺麗に取り除きます。


▲ マスキングをして、突起部分(2箇所)を切り落とす。

傷を付けないように注意して、カッターで切り落とします。
材質が柔らかいので丁寧にやればうまくいきます。


▲ カッターで加工した後の状態

最後に、細かめのヤスリで切断面を整えれば完成。
あとは、車体に取り付けるだけです。
固定にはツメやフックなどではなく、両面テープを使います。


▲ 今回使用したのは、セメダイン製厚手スポンジ強粘着両面テープ「TP-702」

使用場所が屋外なので、できることなら耐候性(気候変化に強い)のあるテープがいいのですが、
適当なのがなかったので、粘着力が強めのものを選びました。
厚さもややあるもののほうがいいみたいです。素材が異なる物同士の接着なので。



▲ 両面テープを全面に貼る

キャップ自体は軽いのですが、勢いよく引っかけたときに落ちてしまうと困るので
全面に貼り、しっかりとくっつくようにしたいと思います。


取り付け

▲ 取り付け

位置を考えないと、閉めたときにキャップと干渉するので
気をつけて取り付けました。


さっそくキャップを載せてみました。

不都合発覚。
いや、作業する前からわかっていた既知の不都合なのですが、
キャップとハンガーのかみ合わせが緩いです。


保持する機構はとても簡単で、キャップのネジ山を突起に引っかける仕組みになっています。
このネジ山ピッチとキャップ側の引っかかりがイマイチなので、
きちんと載せないと落ちます。


まぁ、給油はほとんどがセルフスタンドなので
自分自身が行えば問題ないですが、なんか気持ち悪いですね。
いまのところは問題なく使えていますが。


輸出車仕様のタンクキャップだと、うまくいくようです。(ネジ山のピッチがより細かい)
でもなんで国内仕様と違うんだろう。
細かいピッチだと閉めるときに回す回数が増えるのかな?
謎です。


おまけ
機能を説明したラベルを作ってみました。
有人スタンド向けです

拡大図

2006.8.3 初出
2006.10.8 加筆修正

2007.11.17 みんから用修正